本の内容は30歳でセミリタイア( FIRE ) した著者の実践した資産形成についての内容が書かれています。
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法
本を読んだ感想を自分のOUTPUTとして残しておこうと思います。
自分自身は株に関する知識が全くない、株ビギナーなのでこれから勉強して将来のため、
資産運用について考えていかなければならないと思っています。
普段は下記Youtubeなどを見て勉強し始めている段階です。
- 両学長 リベラルアーツ大学
- バフェット太郎の投資チャンネル
- 中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
動画だけだと見て分かった気になりやすいと感じたため、本なども読みつつ学んだことを
ブログとしてアウトプットして、金融リテラシーを高めていきたいと思っています。
本から学んだ内容を自分なりにメモしておきます。
FIREを目指す資産形成に関するポイント
- 毎月、給料の8割を株に当てる
- 支出を最適化する(多く投資にまわすために節約する)
- 高配当株・連続増配株をねらう
- 高配当株による配当金を積み重ねる
配当金の良さ
- 一度株を買ってしまえば持っているだけで配当金が入ってくる
- 米国なら四半期、日本なら半期に一回のペースで配当金が入ってくる
- 買えば買うほど配当金は積み上がっていく(※企業による)
- 不労所得の可視化になり、経済的自由の達成具合が明確
- 相場局面に関わらずモチベーション維持になる
- 配当利回りが、株価下落の際にクッションになることがある
過去の情報から見ると、日本株は20年保有、米国株は15年保有で元本割れのリスクはほぼなくなる。
証券会社の選択
証券会社は手数料が安いところが重要
- SBI証券:為替手数料が安い、自動積立サービスがある
- 楽天証券:楽天ポイントがたまる
- マネックス証券:取り扱い銘柄が多い
ETFのメリット
- 低コストで分散投資ができる。
- 手間も時間もかからない。
ETFのおすすめ銘柄
VYM:ブラックロック
メリット:運用期間が長く、実績がある。値動きは相対的に小さくなりえる
デメリット:配当は最大化しにくい
HDV:ザ・ヴァンガード・グループ
メリット:財務良好な銘柄が多い
デメリット:銘柄やセクター(ジャンル)に偏りがある
SPYD:ステート・ストリート
メリット:配当を最大化しやすい
デメリット:運用期間が短い、値動きが相対的に大きくなりえる
個別株投資の魅力
- 市場平均を上回るリターンを達成できる可能性を秘めている
- 高配当の個別株に投資することで、配当収入を得やすい
- 単純に楽しい
おすすめ個別株銘柄リスト
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- アッヴィ
- アルトリア・グループ
- ベライゾン・コミュニケーションズ
- AT&T
- サザン・カンパニー
- デューク・エナジー
- エクソンモービル
- ロイヤル・ダッチ・シェル
- アイ・ビー・エム
買い付けタイミング
一つの基準として「VIX指数が最低でも20以上になったときに購入を検討する」という方法がある。
VIX指数
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/
最後に
本書は著者の哲学やマインドについても多く記述されているため、勉強になった。
個人的に気になった考え方。
「株価が低迷、下落した時にこそ、淡々と株式を購入しておきたい。」
長期で投資を続けていく中で、おそらく株価が低迷する時期は訪れる。
その時に投資をやめないような精神状態、モチベーションを持っておくための投資方法を取ることは大切なのかな。
そこのバランスを考えた保守的な投資先が自分には向いている気がする。
元来保守的で、ギャンブルに手を出したことがないから、余計に思う。
自分に合った倹約行動を考える必要がある。趣味が多い自分にとってはこのバランスが難しい。
ミニマリストにはなれない自分にとっては、食費や通信費などを減らすことが良いのかな。
高消費生活と倹約生活は体感している分、考えやすくはなっている。
「自分が心の底から何を欲し、どのような状態であれば幸せと感じるのか、これをとことん自分で掘り下げることです。客観視することです。」
客観視することは大切。お金を得ることが目的になってしまうと本末転倒になる。
自分としては早期リタイアを目指しているわけではなく、自分の将来の選択肢を広げるために経済的自由を得たいと考えている。
人生は短い。
好きなことだけをやって生きていきたい。
そのための行動を。
今日を意味のある1日にしたい。
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